2016年03月14日

ホワイトデースピンオフss

ssのタイトル名をクリックすると、そのssのスピンオフまでとびます。

勇者「もう勇者なんてやめたい」

勇者の娘「お父様の仇を討ちます」

魔術師「勇者一行をクビになりました」

姫「王子の代わりに戦う使命を負った」

魔道士「僕のお嫁さんを召喚するよ☆」

姫「魔王子との政略結婚」

王子「囚われの姫君に恋をした」

女勇者「勇者よりも、お姫様になりたかった」

魔王子「僕が美しすぎて世界征服とかどうでもいい」

魔女「不死者を拾いました」

アラサー賢者と魔王の呪い

魔姫「捕まえてごらんなさい、色男」

奴隷少女「私を、守って下さい…」執事「それが貴方の願いならば」

乙女ゲープレイヤー「魔王を攻略しよう」

神様「勇者も魔王もいなくなった世界で」

勇者「パーティーでのカーストが最下位でつらい」






勇者「もう勇者なんてやめたい」

勇者「いいお天気~…ふわぁ」

暗黒騎士「おい」

勇者「ひゃいっ!?」ビクッ

暗黒騎士「今日は何の日か知っているな?」

勇者「え、えっ!? えぇと、えぇと…」アタフタ

暗黒騎士「…2月14日は何だった?」

勇者「………あ」

暗黒騎士「そういうわけだ。受け取れ」

勇者「わぁ、可愛い包装ですねぇ~」

暗黒騎士「あぁ、お前が好みそうなものを選んだ」

勇者「私の為にありがとうございます~。…ふふっ」

暗黒騎士「どうした?」

勇者「いえ。暗黒騎士様がこれを買う様子を想像したら…ふふふっ」

暗黒騎士「……阿呆」コツン

勇者「きゃんっ」

貰ったもの→プチセレブな香水




勇者の娘「お父様の仇を討ちます」(1/2) (2/2)

令嬢「…ホワイトデー、ですか?」

暗黒騎士「あ、あぁ」ドキドキ

令嬢「あ、ありがとうございます…」

暗黒騎士「じゃあ、俺は行くから!」

令嬢「…行ってしまった。さて中身は…あら髪飾り」



暗黒騎士(こういうイベントは馴れていないんだって…)壁ドンドンッ

令嬢「あなた」

暗黒騎士「!!!」

令嬢「…つけてみたんですが……どうですか?」

暗黒騎士「あ、あぁ。…いいぞ」

令嬢「でも…少し派手じゃないですかね?」

暗黒騎士「いいんだ。…お前につけてほしかった」

令嬢「…あ、あの!」

暗黒騎士「な、何だ?」

令嬢「せっかくですし…これをつけて一緒にお出かけしたいと思いまして」

暗黒騎士「えっ!?」

令嬢「……さぁ、行きますよ!!」グイッ

暗黒騎士(照れくさい……)

貰ったもの→金色の髪飾り(羽モチーフ)




魔術師「勇者一行をクビになりました」

悪魔「魔術師ちゃ~ん! 愛してるゥッ!!☆ミ」

魔術師「え!? ぁ、は、はい!?」

悪魔「ホワイトデーだからァ…俺様からの愛を受け取って魔術師ちゃ~ん!」

魔術師「ぇと、これは…わあぁ、可愛いドレス…!!」

悪魔「やっぱ魔術師ちゃんは俺様のお姫様だしィ~。ねぇねぇ、着てよォ」ジー

魔術師「も、もう悪魔さんたら…」テレテレ



魔術師「ぉ、お待たせしました…」

悪魔「」

魔術師「ぁ、悪魔さん?」

悪魔「もうダメだ…あまりのキュートさに、死ぬ……」ガクッ

魔術師「悪魔さん!? だだ誰か蘇生魔法をおおぉぉ!!」

暗黒騎士「また馬鹿やっているのか」

魔術師「うええぇ、悪魔さぁん」グスグス

暗黒騎士「落ち着け、そいつがそう簡単に死ぬわけない。というか珍しい格好だな」

魔術師「ぁ…これ、悪魔さんに頂いたんです……」

暗黒騎士「そうか。どうせなら見せて回ってきたらどうだ、皆の目の保養に…」

悪魔「ダメエエエエェェ!!」ガバッ

魔術師「生き返った!!!」

悪魔「魔術師ちゃんは俺様のー!! あまりに可愛くして皆の目を引いたらヤダヤダヤダー!!」ジタバタジタバタ

魔術師「もう…悪魔さんたら」ポッ

暗黒騎士(…どこに惚れる要素があるんだ?)

貰ったもの→ドレス(ピンクのロリータ系)



姫「王子の代わりに戦う使命を負った」(1/2) (2/2)

飴売り「なぁ姫さん知ってるか?」

姫「何でしょうか」

飴売り「ホワイトデーのお返しのお菓子には意味があってさ。マシュマロには「お断り」、クッキーには「お友達」って意味があるんだぜ」

姫「へぇ…知りませんでした」

飴売り「それで俺が姫様にお返しするのは…コレっ!!」

姫「まぁ、宝石のような飴ですね。手作りですか?」

飴売り「そーよ! 味付けも見た目も包装も頑張ったんだからな~!」フフン

姫「ありがとうございます、大事に頂きます」

飴売り「それでさっきの話の続きだけど、飴の意味は……」

姫「あら美味しい」

飴売り「でしょでしょ~! 飴作りに定評のある飴売りさんだからな!」ドンッ

姫「何か癪ですね」

飴売り「えええぇ何で!?」

姫「私よりお菓子作りが得意だなんて、飴売りのくせに生意気」

飴売り「ハハ、飴だけだって~。それで飴の意味は…」

姫「はい、味のおすそ分け」チュッ

飴売り「」

姫「貴方が私に送るメッセージなんてわかっていますよ。本命、でしょう?」

飴売り「は、はは…姫さんたら」

貰ったもの→手作りの飴




魔道士「僕のお嫁さんを召喚するよ☆」

魔道士「町娘ちゃん、お金が沢山あったら何に使う?」

町娘「貯金ですね」



魔道士「助けて~、弟君~」

弟「お姉ちゃんは欲がないからなぁ」

魔道士「僕としては絶品チョコレートケーキのお返しをしなければ気がすまないのだけれど…」

弟「うーんと…あ、そうだ」



魔道士「チャオ☆ 町娘ちゃん、今日は何の日かな?」

町娘「ホワイトデーですか?」

魔道士「Oh!? 一発正解とは予想外だよアハ~ン…」

町娘「そりゃ一般常識ですから。気を使って下さらなくても大丈夫でしたのに」

魔道士「そういうわけにはいかないよ。はい、これ」

町娘「これは…あっ」

魔道士「弟君から預かった、壊れたオルゴール。直しておいたよ★」

町娘「…ありがとうございます。これ、両親の形見で。本当に嬉しいです」

魔道士「それは良かった☆ あと、町娘ちゃん」

町娘「はい?」

魔道士「気を使わなくてもいい、なんて言わないで…。僕が町娘ちゃんにしてあげることは…全部、僕がやりたいことなんだから、さ…」

町娘「魔道士さん……」

魔道士「………」

町娘「だから、何で真面目になったら喋れなくなるんですか!? いや今日は頑張った方ですけど!」

貰ったもの→大切な思い出のオルゴール




姫「魔王子との政略結婚」(1/3) (2/3) (3/3)

魔王子「フッフッフ…今日はホワイトデー。この日の為に俺は…!!」

<コケコッコー

魔王子「昨晩から国1番の製菓店に徹夜で並んでいるッ!! 狙うは『先着10名様限定ホワイトデーギフトキャンディー』!!」

店主「ま、魔王子様!? おっしゃって下されば特別にご用意していたのに…」

魔王子「そういうわけにはいかん…。ホワイトデーの競争は王族も平民も平等だろ、なぁ?」

店主(何という…男前!!)



魔王子「ふわ~あ…城に戻ってきたはいいけど、姫様は外出中かぁ。眠くなってきた…」

魔王子「クカークカー」

姫「只今戻りまし…あら、魔王子様。戻られて眠っていらっしゃるのね」

姫「……」



魔王子「むにゃむにゃ…ふぁ~よく寝…」

姫「あら、お早いお目覚めで♪」

魔王子「!!! 姫様の…膝枕!?」

姫「いつもお疲れ様です魔王子様。ふふ、魔王子様の寝顔をゆっくり拝見できました」

魔王子「~っ!!」ガバッ

魔王子「ひ、姫様…これ、ホワイトデー!!」ドキドキ

姫「まぁキャンディー。まさかこれを買う為に昨晩から?」

魔王子「まぁね。毎年、開店と同時に売り切れる商品みたいだから…」

姫「とっても嬉しいですけど…でも、1人にしちゃイヤです」プクー

魔王子「ごめん、ごめん! 今日はホワイトデーだし、何でも姫様のお願い聞くよ!」

姫「それじゃあ魔王子様…今日は1日一緒にいて下さい♪」

魔王子「はいはい、っと。姫様は本当に可愛いなぁ~」ナデナデ

貰ったもの→有名店の限定キャンディー




王子「囚われの姫君に恋をした」

王子「バレンタインの約束通り、今日は一緒にお菓子を作りましょう」

姫「宜しくお願いします、先生!」

王子「チーズケーキなんかどうですか。俺、結構自信ありますよ!」

姫「チーズケーキいいですね! 是非、作りましょう!」

王子「まずは土台作りの為、クッキーを細かく砕き…」

姫「はいっ!」ドゴォ

王子「バターを溶かし…」

姫「はいっ!」ゴオオォ

王子「チーズを湯煎にしてクリーム状になるまで混ぜて…」

姫「はいっ!」グルングルン

王子(何かすげー力技だなぁ…バレンタインを思い出すや)

姫「王子様、次は次は!」

王子(まぁ、ワイルドな姫様も可愛いからいいか)ホンワカ



姫「できましたね! 早速切り分けて…」

王子「これにジャムをかけたりして…」

姫「こうですか?」ビチョビチョ

王子「つけすぎです姫様!」

姫「でも甘くて美味しそうですよ。はい、あーん♪」

王子「…あーん」パク

姫「どうですか王子様!」

王子「クッソ甘くて幸せです、姫様」

姫「どれどれ…んぐっ、味が濃い! ふえぇ~、また失敗してしまいました~」

王子「大丈夫です姫様! このビチョビチョのケーキは俺が食います!!」

姫(王子様…何て男らしいの!!)

王子(姫様と関節キッス…最高!!)

貰ったもの→一緒に作ったチーズケーキ




女勇者「勇者よりも、お姫様になりたかった」

重騎士「なぁ精霊、ホワイトデーって知ってるか?」

精霊「何それ? 大雪の日?」

重騎士「バレンタインのお返しをする日だよ。店に行けば特設コーナーがあるはずだぜ」

精霊「へぇ、教えてくれてありがとう! 勇者へのお返しのもの見てくるよ」


精霊「とは言ったものの…勇者には(俺の趣味で)色々あげてるから、改めて何をあげればいいか思いつかないなー」

<あ、勇者様の彼氏さんだーワイワイ

精霊(うーん。俺が世界の英雄である勇者の彼氏だってバレたからには、下手なものあげれないぞ)

精霊「…そーだっ」



精霊「勇者、ゆーしゃっ♪ これあげる! ホワイトデー!」

勇者「あらー、わざわざありがとう。開けてもいい?」

精霊「いいよー! あのね、手作りなんだ!」

勇者(何だろう。ハンドメイド品かな、それともお菓子かな…)

勇者「……」

勇者「ダイヤモンド?」

精霊「作ったの!」

勇者「…ダイヤモンドを?」

精霊「うん!! あのね、炭素原子を含んだ鉱物を高熱で溶かしてね!」キラキラ

勇者(えええええぇぇぇ)

勇者「動物チョコのお返しでダイヤモンドなんて申し訳ないわね…」

精霊「バレンタインは俺にとってはそれだけ嬉しいことがあったんだも~ん♪」

勇者「…そっか。そうだね。…そうだ精霊、デートしない?」

精霊「デート?」

勇者「そ。デートして、このダイヤモンドを皆に見せびらかすの。だって公認カップルなんだしね」

精霊「それはいいね~! じゃあ、じゃあ可愛い格好してよ勇者!」

勇者「ふふ…、うん、待っててね!」

貰ったもの→手作りダイヤモンド




魔王子「僕が美しすぎて世界征服とかどうでもいい」

魔王子「姫様! バレンタインのお返しを持ってきたよ!」

側近「ふぅ、ふぅ…重い」

姫「まぁ魔王子様。お返しなんて気にしなくて良かったのに」

魔王子「そうはいかないよ、貰いっぱなしなんて美しくない。美しくないのは僕のポリシーに反するからね!」

姫「ふふ、魔王子様ったら」

魔王子「今年は本命である姫様の為に特別なものを用意したよ…これだぁっ!」バッ

姫「!! これは…」

魔王子「フフ。美しいだろう、名づけて"パーフェクトビューティ魔王子ケーキ"さ!」

側近(この無駄にリアルな造形。おぉおぞましい)

魔王子「ちなみに義理のお返しでは毎年、僕型のクッキーを配っている」

女戦士「魔王子様のクッキー、素敵ぃ~」メロメロ

魔法使い「私、魔王子様を食べられな~い」メロメロ

僧侶「むしろ食べられた~い」メロメロ

姫「………」

魔王子「姫様?」

側近(あまりのアホさに呆れられているのだろう。フラれてしまえ)

姫「あの…」

魔王子「ウン?」

姫「こういうケーキってどこから食べようか迷いますよね。やっぱり唇かしら」ウフフ

魔王子「吸い付いてみるといいかもね!」

側近(やはりアホを好きになるのはアホなのか)

貰ったもの→パーフェクトビューティ魔王子ケーキ




魔女「不死者を拾いました」

魔女「お皿洗いも終わったし、調合でもしようかなぁ」

ぱさっ

魔女「きゃん! これは…」

不死者「おー、似合ってるな」

魔女「不死者さん! この帽子は…」

不死者「ホワイトデー。魔女っぽいとんがり帽子、どうよ?」

魔女「あ、可愛いですねぇ。ありがとうございます」

不死者「おう、これでちんちくりんを誤魔化せ」

魔女「むぅー」

不死者「洗いやすいから、調合で爆発してススまみれになっても大丈夫だぞ」

魔女「汚すの嫌ですよ~。脱ぎます」

不死者「待て。脱ぐな、俺の為に」

魔女「えっ!? でもそれだと調合が…」

不死者「今日は調合は休みだ。それより、せっかく帽子かぶったんだから外に行くぞ」

魔女「えと…あ、調合素材の採取ですか?」

不死者「ま…それでいいや、行くぞ」

魔女「はい、行きましょう」

不死者「…鈍い奴」

魔女「え?」

不死者「いや何でもない」

魔女(? 変な不死者さん)

不死者(言えねーよ…デート、なんて)

貰ったもの→装飾がファンシーなとんがり帽子




アラサー賢者と魔王の呪い

魔法戦士(ふむふむ。"ホワイトデーのお返し、お断りならマシュマロ、友達にはクッキー、本命には飴"ね…)←雑誌を読んでいる

魔法戦士(…待てよ。チョコに対して飴って、何かランクダウンしてないか)

魔法戦士(先生はあまりお菓子に込められたメッセージとか気にしなさそうだし…先生はケーキとかが好きだし…)

魔法戦士(…いや待てよ。こういうとこでアプローチしていかないと、ずっと男として意識してもらえないままじゃ……)

魔法戦士(……つーか飴をあげたら先生に「好きです」って言ってるも同然なんだよな…)

魔法戦士「」ウーンウーンウーン

>ホワイトデー当日

配達屋「お届けものでーす」

賢者「あら魔法戦士君から。さて中身は…」

手紙『バレンタインのお返しです。頑張って作りました』

賢者「まぁ手作りケーキ♪ 凝ってるわね~。あら、このデコレーションは何だろう」ペロ

賢者「あら飴だわ」


魔法戦士「飴デコレーションが精一杯だった…先生は気づいてくれたかな」ドキドキ

配達屋「お手紙でーす」

魔法戦士「先生からだ!」

手紙『ケーキご馳走様でした。とても美味しかったです。あと、あの飴…』

魔法戦士「そう、あの飴は俺の…」ドキドキ

手紙『飴でデコレーションするなんて、魔法戦士君たら女子力高いのね~♪』

魔法戦士「……」

魔法戦士「ますます男として見られなくなってんじゃねぇか、俺の馬鹿ああぁ!!」

貰ったもの→クリームケーキ(飴デコレーション)




魔姫「捕まえてごらんなさい、色男」

猫耳「男子会、いえ~い」パチパチ

勇者「うえぇ~い!!」パチパチ

ハンター「……何で俺まで」

勇者「そりゃバレンタインに3人同じモン貰ったんだし! 誰にも抜けがけさせねーぞ、っていう企画よ!」

猫耳「魔姫の大好きなシュークリームを作りましょ~♪」

ハンター「菓子作りなどしたことないのだが…」

猫耳「大丈夫、僕が教えるよ! お菓子作りって結構腕力を必要とするから、脳筋の2人とも頼りにしてるよ!」

勇者「任せろ!!」

ハンター「誰が脳筋だ誰が」

猫耳「文句言わないで始めるよ~」

勇者「うえぇ~い!!」

ハンター(面倒な…)



猫耳「さて、焼きあがったねー。2人とも、どう?」

勇者「見て見てー、巻きグソ型!」

ハンター「児童かお前は!! 食い物で遊ぶな!」

勇者「大丈夫、これハンター用だから! 中身は勿論、チョコレートクリームで!」

ハンター「食えるか!!」

猫耳「よし、ハンター用のはよけて、ラッピングしよう!」

ハンター「俺があれを食うのは決定なのか!?」



猫耳「魔姫~」

勇者「魔姫さーん」

魔姫「あらどうしたの」モグモグ←高級シュークリーム

ハンター「……」

猫耳「……」

勇者「……」

魔姫「?」

勇者「…一流階級御用達のいい店があるんです! そこで食事しましょう!」グッ

魔姫「あら、もしかしてホワイトデー? 嬉しいわね~」

ハンター(金は3人で折半な)

猫耳(なお、手作りシュークリームはスタッフが美味しく頂きました)

貰ったもの→高級レストランでお食事




奴隷少女「私を、守って下さい…」執事「それが貴方の願いならば」

執事「お嬢様、先日のバレンタインでは身に余る物を頂き、誠にありがとうございます。ささやかなお返しとして、チョコレートパイを焼きました」

媛「おっしゃれー…流石、執事さん!」

犬男(執事のヤロー、ホワイトデーも知らなかったくせにそつなくこなしやがって)

猿少年(材料費もきっちり"3倍返し"だウキー)

執事「貴方だけの為に作った特別なパイです。どうぞ召し上がれ」

媛「頂きますっ!」

サクッ、ボロボロボロボロ

媛「……」

雉娘(あるある。パイって綺麗に食べるの難しいのよねー)

媛(ど、どどどどうしよう!?)

執事「失礼、お嬢様」スッ

媛(!! て、手が……)

執事「こうしてパイを横にし、中央の層にナイフを入れ…さぁ、薄くなりました。どうぞ」

媛(どどど、どうしよう、緊張して…)ガチガチ

執事「?」

犬男(おっとお嬢様、緊張で上手く食べられない! さて有能執事はここでどうするか)

執事「あぁ、そうか」

猿少年「お?」

執事「はいお嬢様」ヒョイ

媛「むぐ!?」パク

執事「どうですか?」ニコ

媛「」

執事「お嬢様? どうされましたお嬢様?」

媛(執事さんに食べさせてもらった執事さんに食べさせてもらった執事さんに食べさせてもらった執事さんに食べさせてもらった)

雉娘「まーた天然でお嬢様を殺しにかかったわコイツ…」

貰ったもの→手作りチョコパイ




乙女ゲープレイヤー「魔王を攻略しよう」

魔王「乙女の世界で見た、チョコレートフォンデュというものをこちらの世界で作ってみた」

乙女「……」


悪魔「噴水全部チョコとは、面白いなぁ」バシャバシャ

守護精霊「そーれっ!」バシャーッ

側近「こちらにかけないで下さい」


乙女(何か違う…いや、思い切り違う!)

魔王「今日はホワイトデーらしいので、ホワイトチョコにしてみた。さぁ入れ、乙女!」

乙女「嫌です」

魔王「お前は本当に…反抗的な犬だ」フッ

乙女「いやそういう問題ではなく」

悪魔「隙あり、魔王覚悟ーっ!」グイッ

魔王「!!!」バシャーン

乙女(あーあ、全身チョコまみれ)

魔王「……」

魔王「乙女、命令だ。舐めとれ」

乙女「断る」

貰ったもの→その後普通にホワイトチョコトリュフを貰いました




神様「勇者も魔王もいなくなった世界で」

神様「貴方の為だと思うと、世の中の風潮に合わせるのも悪くはありませんね」

少女「今日はホワイトデーでしたね」

神様「どうぞ、私からのプレゼントです」

少女「ケーキとワイン…ですね」

神様「おや、お嫌いでしたか?」

少女「アルコールの類は飲んだことがなくて」

神様「人生において、未経験の出来事に遭遇することは多々あるでしょう」

少女「えぇ…。酔う、という感覚に対してどうも不安が」

神様「なるほど。酒に酔う…確かに品行方正な貴方にとっては、良い印象は持てぬものかもしれませんね」

少女「いえ、でもせっかく神様にご用意頂いたのですから…」

神様「いいえ。貴方に押し付けるような形になるのは私にとって不本意というもの。双方が納得する形を取りましょう」

少女「というと?」

神様「酒に酔わなければいいのですよ」

少女「…コントロールできるものでしょうか」

神様「えぇ。つまり――」クイッ

少女「――っ?」

神様「…」チュッ

少女「――」

神様「酒ではなく、先に雰囲気に酔ってしまえばいいのですよ」ニコ

少女「…でも神様」

神様「はい?」

少女「例えば先に雰囲気に酔ったとしても、私がアルコールに弱い体質だとしたら、お酒の酔いが上回ってしまうのでは」

神様「ふむ、盲点でした。というかそもそも貴方を雰囲気で酔わせるということ自体が無理というものでしたね」

貰ったもの→レモンパウンドケーキと度数低めのワイン
※少女は、この世界での倫理的にはお酒を飲める年齢です。飲酒については法律を守りましょう。




勇者「パーティーでのカーストが最下位でつらい」

神界の騎士「勇者、あーんしろ、あーん♪」

勇者「や、やですよぉ~」

神界の騎士「変なことしねーって。キャラメル食わせるだけだから」

勇者「自分で食べますよ~…」

神界の騎士「何言ってんだよ、あーん♪を経験しない奴は一生リア充になれねぇぞ!!」

勇者「そんな大げさな…」

神界の騎士「悲しいな。お兄さんはいつでも勇者の味方だっただろ? そんな俺が嘘をつくと思うか?」

勇者「う」

神界の騎士「そういうわけだ。さぁ口を開けろ勇者」

勇者「…あーん」

神界の騎士「よし!!!」パクッ

勇者「きゃああぁぁ!?」

神界の騎士「失敬だな、悲鳴あげることないだろ」

勇者「だってそれ、口移ししようとしてますよね!?」

神界の騎士「口移しも何も、同じ口を共有した仲じゃないか。今更だろ?」

勇者「いやらしいことするなら神界の騎士さんイヤッ!」

神界の騎士「悪い。お詫びにこれ、勇者の為に買ってきたやつだ」

勇者「…? 綺麗な包装ですね、何ですかこれ?」

神界の騎士「Dカップのブラ。勇者のサイズぴったし…いででっ!」

勇者「もぉー私だって我慢しませんからねーっ!」ポカポカ

貰ったもの→色んな味のキャラメルとDカップブラ(白の花模様)




あとがき
ネタ出すのに苦労しました(´・ω・`)
バレンタインの時よりアホさが際立ってるけど、皆が幸せならそれでいいさ!
posted by ぽんざれす at 11:21| Comment(2) | スピンオフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
宿屋から読み始めて、本日、全て読み終わりました!
これだけのお話が思いつく、さらには書けるというのはスゴイです!!!
ホワイトデースピンオフあるかなーと、トップを見たら本当にあって…笑
キャラに愛嬌があって良いですね(^o^)
これからも頑張って下さいm(_ _)m☆
Posted by とむ at 2016年03月15日 07:18
ありがとうございます、とても励みになりますσ(´ω`*)
作者の自キャラへの愛が凄まじいだけなのです←
これからも頑張れそうです(*゚∀゚*)
Posted by ぽんざれす@作者 at 2016年03月15日 07:24
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