2016年06月19日

【父の日】魔王子「僕が美しすぎて世界征服とかどうでもいい」

魔王子「僕が美しすぎて世界征服とかどうでもいい」の父の日スピンオフです。





魔王「側近よ、魔王子の様子はどうだ」

側近「はっ。非常に馬鹿…あ、いえ、魔神の姿が人間共に与えた影響は計り知れず、馬鹿にしては…ではなく、他国と上手くバランスを取っているご様子です」

魔王「成程な。だが、あいつは甘いところがあるのが心配だな」

側近(心配なのは甘いところで終わりませんて…。こないだも服を着忘れたことに気付かないっていう馬鹿っぷりを披露しやがったし)

魔王「だが最近…湯治のお陰か、腰の痛みも和らいできた」

側近「!! では、魔王様……」

魔王「あぁ…我の復帰も近いぞ……!!」

側近(遂に…魔王様が復活なさる!!)


バタバタ


魔王子「パパ~ン! パパ~ン!」

魔王「どうした魔王子」

側近(馬鹿が来た)

魔王子「今日はパパンに感謝を伝える日なんだってさ」

魔王「ほう。お前は我に何を感謝していると言うのだ」

魔王子「ありがとう、僕をこんなに美しく産んでくれて…恐ろしい顔のパパンと僕は似ても似つかないけど、でもパパンは美しい僕の父親だ! だから…誇っていいよ?」

魔王「お前は馬鹿か」

側近(すみません魔王様、貴方の息子は馬鹿です)

魔王子「パパン! 見てよ、美しい僕の華麗なる奥義…」ヌギッ

側近(あ、脱いだ)

魔王子「ビューティフルフラワーシャワー!!」

ばらばらっ

魔王子「黄色い薔薇は父の日の花…。薔薇が僕に降り注ぐ景色、美しいだろう?」

魔王「ほう、魔法で花を生み出すか。脆弱な技だな」

魔王子「花は儚いからこそ美しいんだよ、パパン。それにこの技は、実用的でもあるんだ」

魔王「例えば?」

魔王子「パパンの湯治に使っていた薬草は、この技で生み出したんだよ」

魔王「………」

側近「………」

魔王子「それじゃあ僕は国中に薔薇を降り注いでくるね! グッナイ、パパ~ン!」ダッ

側近「去って行きやがった、あの馬鹿……」

魔王「……側近よ」

側近「は、はい!」

魔王「腰の調子が…悪化してきた」

側近「魔王様ぁ――っ!?」


こうして魔王は復活が叶わず、世界は平和が続いたそうな。


終わり




あとがき

父の日ssなのに父の腰を悪くしてどうする! あとヒロインが1度も出てきてないぞ!
ツッコまれる前にセルフでツッコんだから責められまい、フハハハハ!!
posted by ぽんざれす at 06:52| Comment(0) | スピンオフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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